数年後の自分は何をしているでしょうか。
私は入学当時、まさか自分が英語を好きになったり、異文化に興味を持ったり、生徒会執行部として活動したり、ルミノール反応について課題研究をしたり、SSHの校外学習で原発・放射線・地層処分などの問題に関わったりするとは思いもしませんでした。このようにISSはチャンスを与えてくれる学校だと思います。
また、普段の学校生活から刺激があります。例えば、日本語より英語の方が得意な人と、英語より日本語が得意な人が話すときではどちらの言語を使うでしょうか。授業や行事に限らず、学校で交わす何気ないコミュニケーション1つを取っても学べることがたくさんあると思います。
ISSは「自由な学校」です。これはつまりマナーを重んじる学校ということでもあります。一人一人がマナーについて考え、マナーが向上すればルールは必要最低限で済み、ルールが最低限であるからこそ活発な活動が行えるという考え方です。この「自由な学校」という特徴を活かすためには、自分の手で日常生活に潜むチャンスを掴むことが必要です。そのために自分で考え、行動し、卒業までにどこまで自分が成長できるのか、私は今から楽しみです。
生徒会長 木越 康二