教育活動

Q&A

全般

前期課程(中学)の授業の中で後期課程(高校)の内容まで学習しますか?

原則として、次の学年の内容を先取りすることはしません。ただし、高校の科目の一部が前期課程に設けられていますし、教科によっては6年間を見通して学習内容を再編していますので、前期課程で高校の内容を学習することもあります。

後期課程に進むとき、試験はありますか?

ありません。

生徒のレベルに応じた授業クラス編成はありますか?

クラスでの一斉学習が中心になりますが、英語に関しては、1年生のはじめから能力に応じた少人数授業を行います。 また、数学は4年生でレベルに応じたクラス編成をしています。

少人数の授業はありますか?

原則として1クラスが27~30人程度の少人数学級です。また、更に教科・科目によっては、2分割(15人前後)する授業もあります。

特色ある科目にはどのようなものがありますか?

総合的な学習の時間・ホームルーム活動・科目の一部を統合再編した本校独自の学習領域「国際教養」を設置し、6年間を通した学習活動によって、国際社会の中で、共生・共存できる人材の育成を目標とします。また、各教科においても特設の科目を設けています。また、4年生および5年生では英語以外の言語を選択することができます。現在は、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、韓国・朝鮮語を開講しています。どの言語も初級から始めます。

異なる学年の生徒がいっしょに受ける授業はありますか?

通常では、一緒に受ける授業はありません。ただし、国際教養などでは、時間外に一緒に活動することもあります。

学校生活で相談したいことがでてきた場合、担任の先生以外に相談できる場所はありますか?

本校では、スクールカウンセラーによる教育相談を実施しております。また、いじめ防止対策推進法にもとづき、以下のようにいじめ防止基本方針を定めています。

IB/MYP

国際バカロレア教育について詳しく教えてください

「グローバルスタンダードな教育」を基に、世界で共通する指導内容を、その国の教育課程に合わせた教育システムです。すべてのIBプログラムは、国際的な視野を持つ人間の育成を目指しています。人類に共通する人間らしさと地球を共に守る責任を認識し、よい良い、より平和な世界を築くことに貢献する人間を育てます。詳しくは、http://www.ibo.org/をご参照ください。

「MYP」とは、何ですか?

「MYP」とは、国際バカロレア機構(IBO)が、「グローバルスタンダードの教育」としている教育課程(Middle Years Programme)を指します。現在世界各国で多くの学校が取り入れています。本校では1年生から4年生(中学校1年生から高等学校1年生)の全生徒を対象としています。詳しくは、http://www.ibo.org/をご参照ください。

「MYP」では、具体的には何を学ぶのですか?

「MYP」の考え方を取り入れた本校のカリキュラムは、教科・科目の編成は日本国内の中学校・高等学校と同様です。授業では、6つのグローバルな文脈(アイデンティティーと関係性・空間的時間的位置づけ・個人表現と文化的表現・科学技術の革新・グローバル化と持続可能性・公平性と発展)を意識することにより、各教科で学習した内容と自己・社会とを関連させています。それに加え各教科や特別活動・総合的な学習の時間等を統合した「国際教養」の時間では、学習スキルの獲得(ALT)、探究や研究、奉仕活動などに取り組むサービス&アクション等、体験的な活動を取り入れながら、多面的・多角的に学習します。

IBディプロマプログラムについて教えて下さい

DP(Diploma Programme)は、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績をおさめると、国際的に認められる大学入学資格(国際バカロレア資格)が取得可能な教育プログラムです。本校は、2015年3月に国公立学校初の認定を受け、MYPとDPをあわせて一貫したIB教育を実践しています。1学年約15名で、日本語と英語によるデュアルランゲージ(DL)で実施しています。

イマージョン

英語イマージョンとは何ですか?

イマージョンプログラムとは生徒の母語と発達の様々な側面を犠牲にすることなく生徒が通常のカリキュラム(の一部)を母語以外の言語を使用して、結果として二言語を使用することを目標に行う学校教育です。本校では英語イマージョンを導入します。英語を学習の道具として使用するため、教科内容と通常の外国語教育では到達することのできない認知・学習面の語学力も習得できると考えています。1年間を通して英語で授業を受けられるイマージョン授業は3年生から始めます。

誰がイマージョン授業を担当するのですか?

各教科および外国語専任教員・イマージョン担当の非常勤講師(英語を母語とする者を含む)が担当します。

海外の大学への進学を考える場合は、イマージョン授業を選択しなくてはならないのですか?

選択しなくても海外の大学には進学出来ますが、イマージョン授業はそのための準備になるでしょう。

どんな教科でイマージョン授業が行われますか?

3年生では全員に対して、1年間を通して社会・理科・数学・美術の授業を受けます。第4学年以降に選択授業として、社会・数学・理科で英語イマージョンの授業を受けることができます。

イマージョン授業は選択制のようですが、イマージョン授業を選択しても国内の大学を受験することは可能ですか?

イマージョン授業の選択は科目ごとに行います。選択科目以外は通常の日本語による授業です。また,イマージョン授業では日本語の授業と同程度の教科内容を学習しますので,国内の大学を受験することは可能です。

イマージョン授業は、英語だけですか?

現在は英語だけです。

JSL

JSLとは何ですか?

JSLとはJapanese as a Second Languageの略称です。本校では主に日本語を第二言語とする生徒に対して、日本語の基礎的な能力を養い、日本語を母語とする生徒と一緒に授業を受けるために必要な教科学習の基本部分の指導を行います。

日本語指導は、どのような生徒を対象としているのですか?

日本語を第二言語とし、日本語によってコミュニケーションをとる際に何らかの不安や問題を抱えている生徒も対象としています。

日本語による日常会話はできるのですが、授業は不安です。

JSLは教科学習の基本指導を含んだ学習となっています。日本語の基礎的な会話が可能なようでしたら、教科学習の基礎をJSLによって補うことが可能です。

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