学校生活

第3学年ワークキャンプ(沖縄)

沖縄ワークキャンプは、1学年次より、「国際教養」のさまざまな活動を通して獲得してきた知識、経験や力を発揮する機会です。「いかに問題を発見し、解決し、発信できるか」を問いかけながら、プレパーソナルプロジェクト(PPP:個人研究)の一環として、11月中旬、3泊4日で実施しました。

 
第1日目 平和学習 (人間理解・国際理解)

沖縄戦を体験された方のお話を伺い、ガマに入壕する経験を通して、あらためて 戦争の悲惨さと平和の尊さを実感することができました。実際に自分の目で見、耳で聞くことで、事前に学習することだけでは得られない大切なことを個々の心に刻みました。

 
 
 
第2日目 プレパーソナルプロジェクト(PPP)のためのフィールドワーク

自分の研究テーマに関して、120名それぞれが訪問インタビューする施設・団体、 学習する場を探し出し、現地でしかわからないことを聞いたり、実体験したりしました。研究のまとめに向けて、大変有意義な勉強をさせていただきました。その晩宿舎にて、学んできたことについてミニプレゼンテーションを行いましたが、さまざまな分野における学びの発信は、仲間全員にとっても価値ある学びとなりました。

 
 
 
第3日目 ホームステイ(人間理解)

金武町と宜野座村のご家庭にまる一日お世話になりました。漁業・農業体験や郷土料理、 三線、工芸など、東京では味わえない貴重な体験をすることができました。家族同様に優しく温かく迎えてくださった民家のみなさまとの思い出は一生忘れられません。いちゃりばちょーでー(一度会ったら兄弟)の精神に触れられた私たちは、とても幸せな一日を過ごすことができました

 
 
第4日目 琉球王国(国際理解)

アジア諸国と文化、政治、人の交流のあった琉球王国の歴史を学びました。9月に行われた特別講演において、人間国宝である北村昭斎先生がおっしゃっていたことを実感できたように思います。「アジア地域共通の文化の一つである漆工芸のように、お互い共通の文化を基盤に、今後平和な世界を構築していくことを願います。」私たちISS生がグローバルな世界に貢献し活躍できる人を目指し、努力をしなくてはならないと決意した最終日でした。

 
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