教育活動

国際教養

グローバル社会を生きる!
目標と培いたい力
5年海外ワークキャンプにて現地校の生徒と討論

「国際教養」は教科の枠を超えた学習領域です。グローバル社会で、他者と共に生き、共に問題解決に向かっていける力を養うことを目指します。

国際教養の3つの柱
  • 国際理解:自国の文化や他国の文化を含めて、多様な文化・社会の在り方について理解を深める。
  • 人間理解:社会を支える一員として、学校・地域・国・世界に生きる人々の生き方や社会の在り方について考え、他者を思いやる心を身につける。
  • 理数探究:身の回りや世の中の様々な事象を、科学的視点からとらえ、社会に活用していく方法について考える。
前期課程

*前期課程では「国際教養」という学習領域の中で、次のような時間を設けています。これらの学習や活動を通して、4年次に取り組むPersonal Projectを完成させるためのスキルを身につけます。

  学習内容・学習形態
理数探究 いくつかの講座に分かれて「科学って面白い」という興味関心を高めるような学習に取り組みます。
情報 ICTの基本的知識や技術を学びます。
LE(Learning in English) 英語学ぶのではなく、英語学ぶ力を養います。
人間理解 「自分に何ができるか?」ということを常に問い続ける姿勢を養うために、SA活動(MYPのカリキュラムの一領域 Service and Action)などを通して、奉仕活動や社会に貢献できる活動を自分たちで考えて取り組みます。
IM(Immersion)授業 数学・理科・社会の授業を英語学習します。
国際 2・3年次にはそれぞれ「国際2」「国際3」として独立した時間が設けられています。キャリアエデュケーションワークショップなどを通じて将来の自分の進路について考える学習などを行っています。
後期課程

*4・5年次には、外国語の科目「Global Issues」「第2外国語」を「国際教養」の領域で開設しています。
*6年次には学校設定教科として「国際教養」を設置し、「国際A」と「国際B」を学校設定科目として開設しています。

科目名 標準単位 履修単位 4年 5年 6年 備考
国際4(Personal Project) 1 1 1     総合的学習の時間
国際5 1 1   1   総合的学習の時間
国際6 1 1     1 総合的学習の時間
Global Issues   2 2 2   学校設定科目
英語以外の言語   2 2 2   学校設定科目
国際A
(憲法と人権)
(国際協力と社会貢献)
  2     2 学校設定科目
国際B
(近代小説講読)(応用数学)
(AP Tutorial)
  1     1 学校設定科目

通常授業の時間に行うことだけでなく、SA活動・各種フィールドワーク・国内外でのワークキャンプも国際教養の学習の一環として行われています。

フィールドワーク(2016年度の例)

1年次 アート・サイエンスフィールドワーク
4年次・5年次 サイエンスフィールドワーク
4年次 大学フィールドワーク

フィールドワークでは、実地調査や現場研修・インタビューなどを行い、普段の学習や進路計画に生かせるようにします。

ワークキャンプ <宿泊型行事>(2016年度実施分)
1年富士ワークキャンプ

1年次 富士山麓ワークキャンプ
3年次 沖縄ワークキャンプ
5年次 カナダ(バンクーバー)ワークキャンプ

ワークキャンプでは、集団生活を通してコミュニケーションを図る力を養ったり、実地調査活動を通して研究の基礎力を身につけたりします。また海外ワークキャンプではホームステイや現地校の滞在を通して異文化の人々と、現代社会の問題について話し合う機会を持ちます。

4年パーソナルプロジェクト
4年Personal Project発表会

生徒一人一人が自分で課題を設定し、約9カ月をかけてプロジェクトを進めます。MYPの学習の集大成です。

5年「国際5」6年「国際6」

5年次「国際5」と6年次「国際6」は、学年の枠を取り払い、2学年同時で設定された約20の講座に分かれて、個人またはグループで各自課題を設定し、研究を進め、論文を作成します。

SA活動Service & Action
光が丘ロードレースにてWalk & Run Festa(味の素スタジアム)にて

SA活動は、社会やコミュニティに自分がどう貢献するかを考え、行動に移すことを目的としています。

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